小松菜にかかる病気の専門家

日本全国の小松菜生産地で問題になっている「白さび病」について、サカタのタネに入社以来、小松菜の病気や耐病性について研究している専門研究員を招いて、話しています。病気に強い品種を目指し、ブリーダーとともに品種開発に従事してる小松菜にかかる病気のプロフェッショナルです。

「白さび病」とはどういう病気なのか

病状としては、葉の表側が円形に色が抜け、やがて黄色になり、その裏側に白い粉状のサビのようなものが付着、ひどくなると表面や軸にも付着し著しく商品価値を失わせます。白いサビのようなものが「白さび病」の胞子で、Albugo macrospora(アルブゴ・マクロスポラ)というカビの一種です。

「白さび病」の感染方法と対策

感染のポイントは、雨と風。風で胞子が舞い上がり、感染していない小松菜に付着します。雨や朝露などの水分を介して、葉の中に入り込み感染します。対策としては、感染した株は静かに抜き取り圃場外で処分すること、風通しをよくし湿気がこもらないようにすること、適切な施肥管理などです。

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